モラハルハザード:カード・クレジット用語集 

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モラハルハザード

もともとは保険学上の用語で、意味合いとしては、道徳的危険や倫理の欠如。
金融論上の意味で、モラハルハザードが問題になるのは預金保険制度の
場合である。
日本やアメリカで実施されている制度では、加盟銀行の保険料は
毎期一律である。このため銀行は期待収益の大きさにつられ
充分な審査を行わず、リスクの高い資産選択を行う事がある。
預金者も「預金保険制度が保証してくれるから」と安易に考え、
経営を危ぶまれている金融機関にも預金をして
安全性にかけた選択を行ってしまう。
こうした悪循環が続くと金融不安へと繋がっていく。




       

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