ライフタイムバリュー:カード・クレジット用語集 

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ライフタイムバリュー

顧客の生涯価値。一人の顧客が企業や商店で生涯に使う金額や貢献度を意味する。
この予測に基づいて顧客にかけるコストを決める。
あるショップでは平均的な顧客1人当たりのライフタイムバリューは、
50万円であった。粗利を30万円とすると、その範囲内が顧客にかけられる
コストとなる。顧客獲得費用、コミュニケーション費用、顧客データ管理などが主なコストの内訳。
ライフタイムバリューを上げるには顧客との有効な関係を築き、
リピートオーダーを促進することがポイントとなる。
それとともに、コストを抑えるためにはデータベースを活用した効率的な
プロモーションが欠かせない。
優良顧客、不採算顧客、休眠客などの顧客セグメンテーションはその一つ。
セグメント化した顧客の継続率。年表均購率、費用対効果などを把握しながら
レスポンス、購入頻度、平均購入額の向上などを図る手段を導きだしていく。
これにより顧客ランクに即したレスポンスや購買額の予想、またプロモーションの
採算性の把握が可能となる。顧客の分類は最新購入日、購入金額、購入回数による分析や
購入商品の特性、個人情報などの属性によりセグメント化することが多い。
ライフタイムバリューは機会損失を避けながらコスト効率を高め、
顧客満足度と企業の利益創出のバランスをとるための指標となる。




       

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